引越しの際に見落としそうになったこと
私は引越しはただ引っ越し先に荷物を送って自分もそこへ移動すればそこで完了なのだとずっと思っていた。
けれども、引越しする時には書類上の手続きも必要だと知って面倒だなと落胆してしまった。
書類はあれこれと難しいことが書いてあってまず読むのが嫌になる。
何とか気合を入れて読み始めたとしても、分からない言葉、文章などがあればそこでつまずく。
もっと分かりやすく書いてくれ、と内心で叫びだしそうになりながら読み進めていくのだ。
けれども、悪戦苦闘して引越しの荷造りをしつつ書類も出しつつというのは意外に大変だった。
市役所などに出す書類は、書くのは分からなければとにかく聞いては書き直し、を繰り返したし、何より待ち時間の長さが酷かった。
銀行や病院ではあるまいし、とため息をつきそうになった。
いや、もしかすると実際にため息をついていたのかもしれない。
楽しいはずの引越しもこうした書類の申請などは本当に面倒で手間がかかる。
もっとさっと簡単かつスピーディーに進めていくことができればよいのにと本当に思う。
とは言え、周囲の友人によると、「手続きとか書類とかは触ってない」という声を聞いてそれも驚いた。
すごい人は、遠く離れた故郷に住民票を置いてきたままらしい。
住所自体はこちらだけれども、書類上は故郷にいることになっているのだ。
少し羨ましくなってしまったので、「ちゃんとしなさい」と叱りつけてしまったが、多分八つ当たりでしかないのは自分でも分かっている。